白川工場直売店 >>新着情報
「丸い時計しかダメ」は過去の話、NAKANOで見たCARTIER WSTA0122
「四角い時計は、仕事の場には合わない」――そう思い込んでいた時期が私にもあった。だが、NAKANOのカルティエコピーブティックでWSTA0122を手にした瞬間、その固定観念は崩れ去った。ケースは縦約33.7mm、横約25.5mm。写真で見るより、実物はどこか「柔らかい」。角張ってはいない。むしろ、ラグの曲線が手首に吸い付くようにフィットする。


「このサイズ感、実はビジネスシーンで一番使えるんです」
NAKANOの店員がそう教えてくれた。確かに、大きすぎず小さすぎない。スーツの袖口にすっきり収まり、ジャケットの下でも自然な存在感を放つ。ステンレススチールのケースはポリッシュ仕上げで鏡面のように輝くが、細かい傷がつきにくいヘアライン加工も施されている。ベゼルはスムース。無駄な装飾を排した潔さが、モダンでクリーンな印象を与える。


文字盤はシルバーオパーリン。
角度によってほんのりクリーム色を帯びる。ブラックのローマ数字とブルースチールの針。この組み合わせは、カルティエの伝統そのもの。3時位置に日付表示窓。夜光はなく、純粋に光の下で美しさを楽しむ設計だ。NAKANOの店員が「このシンプルさが、ビジネスパーソンに選ばれる理由です」と言っていた。確かに、その言葉に偽りはない。
「丸い時計しかダメ」は過去の話、NAKANOで見たCARTIER WSTA0122

心臓部には高精度クォーツキャリバーが搭載されている。
年間誤差は数秒以内、電池交換は約3年に一度。毎日の巻き上げや時刻合わせから解放されるのは、忙しいビジネスパーソンにとって大きなメリットだ。防水は30m。手洗いや雨程度なら問題ない。


この時計を「買う」べきか。
NAKANOの店を出るとき、私はその答えを出していた。価格は決して安くないが、この時計が持つ「普遍的な美しさ」と「実用性」は、その価格に見合う。もしあなたが「オンとオフを一本でいきたい」ビジネスパーソンなら、このタンクは強力な選択肢になる。スーツの袖口から覗く角型ケースは、丸い時計にはない「凛とした」印象を与える。週末のカジュアルな装いには、そのままアクセサリー感覚で合わせられる。


手に取ったときのしっとりとしたケースの手触りと、タンクの角型ケースがもたらす凛とした印象。そのすべてが、「これで正解だった」と思わせてくれる。CARTIERが提案する“ビジネスパーソンのための一本”。それが、WSTA0122だ。


前ページ: VACHERON CONSTANTIN 9890C/000G-151C、白川で聞く“時を超える精緻”
次ページ: