「これ、時計じゃなくて計算機だよ」――初めてナビタイマーを見た時、誰かにそう教わった。そしてこのA17326241B1P2レプリカ時計は、その言葉を地で行く。ベゼルを回すと、対数尺が回り始める。燃料消費量、平均速度、マイルとキロの変換。パイロットなら必須の計算を、この時計だけでやってのける。現代ではスマホで十分。でも、その「誰も使わない機能」に、男はロマンを感じる。
外見は、まさに「航空計器」
43mmのステンレスケース。ブラックの文字盤には、3・6・9時位置にクロノグラフのサブダイヤル。3時は30分積算、6時は12時間積算、9時はスモールセコンド。4時半に日付窓。数字や目盛りはホワイトでくっきり。夜光ももちろん。これだけ情報を詰め込みながら、レイアウトは絶妙。飛行機のコックピットを見ているようで、ワクワクする。
“計算尺”ベゼルの回し心地が渋い
外側のベゼルは、摩擦で回すタイプ。クリック感はない。でも、それが逆に「道具」っぽい。グローブをはめたままでも操作できるように設計されているから、感触は硬め。慣れないと、少し回しづらい。でも、そこも含めて「プロ用」。一度コツをつかめば、指先でくるくる回したくなる。

ムーブメントは自社製B01の弟分?
いや、このモデルはキャリバー13。自動巻き、パワーリザーブ約48時間。COSCクロノメーター認証済み。垂直クラッチではなくカム方式だけど、実用上問題なし。むしろ、カチカチと硬いクリック感が「操作している」実感を強くする。シースルーバックではない。でも、その分、頑丈で磁気にも強い。
誰がつけるべきか
もちろん、パイロットや飛行機マニア。でも、それだけじゃもったいない。スーツに合わせると、ちょっと違和感があるかも。でも、革ジャンやフライトジャケット、カーキのカーゴパンツ。そんな「男らしい」装いに、この時計は最高に映える。キャンプ、ドライブ、日曜の大工仕事。タフなシチュエーションで、その真価を発揮する。
「計算尺」を使う日は来るのか
たぶん、一生使わない。でも、このベゼルが回せるという事実が、所有する満足感を何倍にも膨らませる。ブライトリングコピー時計は、見るだけでも楽しい。触って、回して、そして時を刻む。アナログな機械と対話する喜びを、この百年灵は教えてくれる。
もしあなたが、デジタルでは味わえない「手触り」を求めるなら。飛行機雲を見上げるたびに、この時計を巻いている自分を想像してみてほしい。値段は高くない(百年灵の中では)。でも、価値はそれ以上。実物を手に取って、ベゼルを回してみて。きっと「これだ」と思う瞬間があるから。
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