「ねえ、ちょっと見て」
バーで隣に座った彼が、何気なく手首を差し出した。シンプルな白いシャツの袖口から、ほんの少しだけ顔を出したのは、深い、深いブルーの文字盤。プラチナのケースが、カウンターの間接照明を受けて、静かに輝いている。
一瞬で、息が止まった。
これ、デイデイトなんだ
「ロレックスのデイデイトって、ゴールドのイメージだった」と私。彼は「確かにね」と笑って、「でも、プラチナにブルー文字盤って組み合わせ、知ってる?」と聞いてきた。それが、ロレックスコピーm128239-0023。36mmのケースに、アイスブルーでもネイビーでもない、絶妙な深さのブルー。光の加減で、まるで海の色が移り変わるみたいに表情を変える。

「これ、いつ買ったの?」と聞いたら、「去年の誕生日に、自分にね」と、彼は少し照れくさそうに言った。
数字じゃ説明できない、この色
普段、自分は時計にそこまで詳しい方じゃない。でも、この文字盤は特別だった。サンレイ仕上げのブルーは、見る角度によって、夜の海にもなるし、晴れた午後の空にもなる。そこに映える、バゲットカットのダイヤモンドインデックス。派手じゃないのに、存在感がある。プラチナのフルーテッドベゼルが、そのブルーをさらに引き立てている。
「カッコいいでしょ?」彼は自慢げでもなく、ただ事実を言うように続ける。「でもね、これ、スーツにも合うし、週末のカジュアルにも合うんだよ」
言われてみれば、今日の彼の装いも、白シャツに黒のパンツ、シンプルな革靴。そのどこにも、時計だけが特別な存在感を放っていた。
12時と3時、あの文字
よく見ると、12時位置には曜日がフルスペルで表示されている。今日は「THURSDAY」。3時位置にはシクロップレンズ越しの日付。当たり前のことかもしれないけど、それが「今、自分はここにいる」ってことを、静かに教えてくれる。
「仕事の日は、これを巻くと背筋が伸びるんだよね」と彼。わかる気がする。この時計は、身につける人に「今日も一日、しっかりやろう」って言ってくれる。そんな存在なんだと思う。
あなたは、どう思う?
「いい時計だね」と私が言うと、彼は「だろう?」と笑った。そして、少し間を置いて、「でもさ、自分がこれだって思えるかどうかが一番大事だと思うんだよね」と付け加えた。
バーのグラスの中の氷が、静かに音を立てる。彼の手首の時計が、その音に合わせて、ほんの少しだけ光った。
「あなたは、この時計好き?」と彼が聞く。
好き、と答えようとしたら、言葉より先にうなずいていた。
理由なんて、あまりない。数字やスペックで説明できるものじゃない。ただ、このブルーに出会って、心が動いた。それだけのことなのに、不思議とその一言で全部が伝わってしまう。
彼が優しく笑って、グラスを傾けた。
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この夜のこと、このブルーの輝きのこと、きっとずっと忘れない気がする。
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